写真は休日の昼ご飯
我が家の休日の食事は相方が用意してくれます。
ほぼテイクアウト、特にマックやケンタ多めなのですが、
たまに簡単な調理もします。
といっても、炒めるや焼くなどの調理らしいことはほとんどしません。
お惣菜でお皿にオシャンティー(相方目線の)に盛り付け、
「映えるだろう~」と自己満足にひたるという感じ(笑)
先日も珍しく包丁使って、
やる気になって盛り付けたのが上の写真です。
この時は、パンにお惣菜挟んだだけ(笑)
ただ切って挟むだけなのに、30分以上台所に立ってましたよ。
なんでそんなに時間がかかったのか聞いたら、
「バランスよく挟むのが難しいんだよ~」って。
待たされた私はお腹ぺこぺこ~
いざ、いただきまーす!っと食べ始めたら相方が、
「盛り付け考えすぎて疲れた~」
「見てるだけでお腹いっぱいになった~」って(笑)
すかさず、
「主婦は毎日献立考えてこうやって作ってるんだよ」
「大変なの分かったでしょ~」っと言いましたよ。
ちなみに、
相方は主婦が家の事をしなきゃいけない、とは思っていないタイプです。
かと言って、自分がするってわけでもないのですが、
「今日はめんどくさいから晩御飯作りたくなーい」っと言っても
「いいよー何が食べたい?買ってくよ」っと言ってくれます。
それが数日続いても文句は言いません。
その他の家事に関しても、文句言われた際に
「自分がやらないのに口だけ出すのはやめて」と言い続けた結果、
何も言わなくなりました。
それぞれの家族構成や事情にもよるので晩御飯は自由に~家事は適当に
なんて言えない家庭が多いと思います。
そういう点では無理言ってこない相方の協力に感謝してます。
私が自分の時間を確保できるのも、そんな相方のお陰です。
私のやってることにさほど興味も無いようで、
作ってるモノにも何の興味も感動も示さない(時々驚いてくれる)相方ですが、
私がこういうことしてみたい、ああしてみたいと言っても、ほぼ反対しません。
逆に、それには何々が必要だよね。そこはこうしたら?と、アドバイスをくれ
いつも言うのは「やりたいようにすればいいんだよ」と応援してくれます。
あ、正確には私は放置されてる感じ。
とんでもないことをしでかさない限りは自由にしていいよ、みたいに。
ハンドメイド作家さんで「家族に理解されない。」と言う方が多いですよね。
私の場合、
一番身近な相方はそんな↑感じなので問題ないのですが、
私の母からは活動を始めた頃に
ちっちゃい=安い。
手づくり=その辺の材料で簡単に作れるモノ。
と思ってたのか、
「そんなもんが売れるん?」
「こんなもんが千円もするん!」
「買う人おるん?」
などなど言われたことがありました。
でもね、不思議と腹が立つとか悲しい気持ちにはならなかったんです。
私の中では、
この作品の良さを分かってくれる人だけに伝わればいい、と思ってたので
母の言葉は痛くも痒くもなくて、なんの感情も湧きませんでした。
「あ、そぅ」くらい。
でもその後、母のハンドメイドへの考えが徐々に変わったんです。
地元のイベントに出展した際には、おじさんファンの方がいらしてくれたり
たくさん販売してるのを見て、ちょっと自分の娘の作ってるモノってすごいん?
って思ったらしく(笑)
時々、「アレが欲しいんやけど~」なんて言って来たこともあって
くたくたになってるぶらんぶらんおじさんをバックに付けてくれてたりします。
もうひとつ、母のハンドメイドに対する思いが変わった理由。
以前、寄付金用に販売してた「にっぽんだいすきバッチ」を
母に作ってもらったことがあったんですよ。
手先が器用で洋服も作ってた母なので、それくらいはで作れるだろう。と
お願いしていざ完成品が届いたら・・・
一見、ほぼほぼちゃんと作られてるんですけど、雑、雑・・・・
嫌々作られても困るので、頼む際には大丈夫?確認したんですよ。
二つ三つ返事でやる!って言ってたのに、 ん~・・・
なんでこんなに雑な仕上がりになってしまっているのだろう?と。
改めて、作るの嫌?って聞いたら、
恐る恐る、またなんか言われるかもしれんけど、作る。って。
娘から頼りにされてるのが嬉しいというのもあったのかな?
でもまた雑な出来だったら困るので、ちゃんとお願いしましたよ。
「これは値段安いし、売り上げの一部を寄付する商品やけど、
お客様から貴重なお金を頂戴するわけだから、もう少しここを丁寧に~
ここを綺麗に~ 作ってください。」って。
そうしたら、なんという事でしょう~
その後の完成品の出来が素晴らしいことったら(笑)
「えーそんなんめんどくさいし、もうやりたくない!」
なんて言われるかと思ったら、
こちらへの発送前に完成品の写真が送られて来て
「検品お願いします。」(笑)
「こんな感じでよろしいでしょうか」って(笑)
意識の持ち方で変わるんですよね。
手づくりこそ、丁寧にって。
これからも作ってもらいたいと思ってたんですが残念ながら最近は、
目の衰えが厳しく、て小さい作業が出来なくなってきたので
母への受注生産はできなくなりました。
母も何もせずにいるよりは、何かしらしてもらってた方が安心なので、
私が地元に移住した際には、また手伝ってもらえたらと思ってます。
「家族の協力」
何かを手伝ってもらうのも嬉しいけれど、
肯定否定もせず、そっと見守っててくれるのも、ありがたいですよね。